2025.05.20
マーサージャパン株式会社(代表取締役社長:草鹿 泰士)、およびマーサー・インベストメンツ株式会社(代表取締役社長:五藤 智也)は、このたび、株式会社みずほフィナンシャルグループ(執行役社長兼グループCEO:木原 正裕、以下「みずほFG」)と、国内における包括的資産運用(OCIO1)サービスの提供に関する業務提携について合意しました。
1OCIO(Outsourced Chief Investment Officer):資産運用における専門的な意思決定を包括的または部分的にアウトソースするサービスの総称
本提携により、みずほFGは、OCIOサービスのグローバルリーダーであるマーサーと連携し、グループの資産運用会社であるアセットマネジメントOne株式会社(取締役社長:杉原 規之、以下「アセットマネジメントOne」)を通じて、国内の年金基金や学校法人などのお客さまに向けた包括的なOCIOサービスを提供します。
マーサーおよびみずほFGは、国内外の市場環境が大きく変化しプロフェッショナルによる資産運用の重要性がますます高まる中、今回のOCIOサービスの強化を通じて、以下のような資産運用に関する幅広い課題解決を目指します:
さらに、アセットマネジメントOneは、マーサーの質の高いマネージャー・リサーチ能力やグローバル投資プラットフォームを活用し、OCIOサービス以外の領域においても運用ソリューションの強化を進め、さらなる価値創出を目指します。
マーサージャパン 代表取締役社長の草鹿 泰士は、以下のようにコメントしています。
「日本において数多くの変革が進行する中、アセットオーナー・プリンシプルの公表は、資産運用ビジネスにおけるアプローチを見直す契機となりました。市場をリードするリサーチとオープン・アーキテクチャーのアプローチを強力なパートナーと組み合わせることで、クライアントに対するバリュープロポジションを強化し、成功の機会を創出できると私たちは信じています。この業務提携は、マーサーがクライアントに最大の価値を提供し、長期的な関係を築くための重要な一歩です」
マーサーアジア ウェルスビジネス代表であるGraham Elliot は、次のように付け加えました。
「チームは地域全体に戦略的に配置され、クライアントに対して当社のグローバルな投資プラットフォームへのアクセスを提供するとともに、各市場におけるアセットオーナー向けのカスタマイズされたソリューションをお届けしています。私たちは、クライアントへのサービス向上を図るため、適切な提携や買収の機会を積極的に模索しています。日本の大手金融法人であるみずほFGとの業務提携は、私たちが求める提携のまさに好例です。この業務提携は、ダイナミックに成長するアジア市場のニーズに応じて、当社のグローバルな能力を柔軟に適応させる力を示しています」
マーサーおよびみずほFGは、今後も国内の幅広いアセットオーナーに対するソリューション提供力の向上を通じて、資産運用立国の実現に貢献してまいります。
マーサー資産運用部門について
マーシュ・マクレナン(NYSE:MMC)の一員として、日本においては45年以上の豊富な実績とグローバル・ネットワークを活かし、あらゆる業種の企業・公共団体に対するサービス支援を実施。マーサーの資産運用部門は投資助言、投資リサーチ分野で長年にわたって構築してきた経験とノウハウをもとに、投資一任、ポートフォリオ・ソリューション分野のサービスを拡大し、オープン・アーキテクチャー型の投資プラットフォームを特徴とする包括的な資産運用ソリューションを提供。助言資産額で17.51兆米ドル、グローバル運用資産額で613億米ドルを擁し2、優良なマネージャーへの効率的なアクセスを提供することによる投資ガバナンスの改善など、顧客に提供する付加価値は多岐にわたる。
2出典:マーサー(助言資産額は2024年6月時点、グローバル運用資産額は2025年3月時点、important information for investors about our AUA, AUM.)
お問い合わせ
マーサージャパン株式会社
広報: 天野
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